一生モノの勇気を出した転職　ラーメン愛　徳島ラーメン「にし利」

こんばんは。
今の職場に転職したのは44歳。もうすぐ一年になります。
極度のあがり症で緊張したら具合悪くなる私はもちろん面接なんか避けたい！
でもそれまでの職場は休みも日曜日しかもらえず、早出残業当たり前。もちろん手当などない。よく怒鳴られたり、休日や仕事の時間外にプライベートなことまでさせられたり(庭の整備、動物の世話、買い物、その他もろもろ)本当今考えるととんでもない職場だった。たまに食事をおごってくれたけど、恩着せがましいし。
昇給もなく、もしあってもほしかったら業務を増やすし休みも減らすと言われ、ボーナスなんか寸志程度。有給休暇も一日ももらえたこともなかった。
めったにか休まないのに、風邪をひいて体調崩すと自己管理がなってない、と嫌味を言われ。。。どんなに頑張っても自尊心を傷つけられまくる環境。
なぜそんなクソみたいな会社を辞めるのに時間がかかり、大変な思いをしたかというと、無駄な責任感です。
現場管理、書類作成などの事務をほとんど一人でやっていた私は私がいなくなったら誰がやるの？新人に教えてすぐにできる事なの？私のような思いをする人を作ってはいけない。。と思ってました。
ある日ふっとプツンと心の糸が切れた出来事があった。社員に罵声は日常茶飯事なんだけど、手を上げた。
いつもその度に自分が言われているんじゃないのに悲しくなって辛くて何日も眠れなくなったりしてたけど、暴力はもう私の中では無理！！でした。
その時に心療内科に通いながら通院、お薬の服用、そんな無駄なお金と精神力を使いながらこのクソみたいな会社で働いていてバカじゃないの？私。って思えたの。
2年間もグズグズと悩み、ズルズルしましたが、勇気を出して退職の意思を伝えた。
もちろん、これが嫌でした、気に入りませんでしたなど言わない。
会社が満足のいく仕事をこれから出来るか自信がありませんと。
「お前に何ができるんや」
「どこへ行っても無理や」
と言われましたが強い気持ちを持って震えながらも押し切りました。

思い立ったら即行動でした。無職になるわけにはいきません。
数年前になんとなく取得した資格免許だけを武器に一社目で内定。
44歳になってもやればできるんだと、自分に自信がついた。
もちろん入社初日まで緊張して眠れませんでしたし、入社してからも1か月はご飯も食べれませんでした。繊細。。。

「なにをやってもだめ」
「ど～せ、続かない」
「おまえなんかにできることはない。」
ずっと親や兄弟から言われ、社会に出ても(18歳から父の会社で働いていたので)ずっとそうだった。
どんなに人より頑張って結果を出しても褒めてもらえることも一度もなく、本当に自分は何の取り柄もない、何もできない人間なんだと思い込んでました。今でもまだ思うけど。。。

でもね、やるかやらないか。
それがなかなかできない。
でもできる時はくるはずだから、その時まで温存。
辛くて苦しいけど、きっとずっとそれは続かない。

だってさ、私今の仕事が楽しい。人間関係も本当に良くて素敵な人に囲まれて。収入も文句ない。お休みだってきちんとある。ボーナスもね。
今は職場が私のパワースポット。

あの日、前の職場であの瞬間がなければ私の糸は切れずにずっとずっと我慢していたと思う。殴れらた子には悪いけど、ありがとう。笑
もちろん有休消化もなく、退職金もゼロ。いつかバチ当たれ！！

なにがきっかけになるかはわからない。
でも闇は必ず明ける。それを自分の経験を持って実感しました。

まだまだ不眠と戦ってますけどね。(多分更年期もある)

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